親の介護のために、仕事を辞める「介護離職」が増えています。
最初は仕事を続けながら介護をしていたものの、仕事と介護の両立が大変になり、介護離職するというケースが多いようです。
しかし、一旦介護離職をしてしまうと、経済的、精神的な負担が増加するとともに、社会復帰が上手くいかないということもあります。
そのため、介護離職をする際は、後の社会復帰のこともよく考えて準備しておく必要があります。

介護離職からの社会復帰が上手くいかない理由のひとつに、再就職が難しいことがあります。
介護離職をする人の多くは40代以上です。
介護による長いブランクから再就職しようとしても、正社員で採用してもらえることが難しい年代と言えるでしょう。
また、長期に渡るブランクのため、ビジネススキルを忘れてしまい、社会で通用しなくなってしまうこともあります。
ですから、介護離職している間もビジネススキルを保つための努力は欠かせません。

それから、介護をしている間に再就職のための情報を集めておくこともポイントです。
例えば、ハローワークに通って、シニア採用をしている企業について調べるなど、できる範囲で行動を起こしましょう。
また、大手の人材紹介会社に登録しておくこともおすすめです。
様々な企業の情報を入手することができるので、自分に合った再就職先を見つける手助けとなるはずです。
さらに、親の介護経験を活かせる介護業界に注目してみるのもいいかもしれません。
そのような場合は、■□■介護で仕事から離れたあなたへ…■□■というサイトが参考になると思います。